- 鹿児島市
旧藤武邸
感動モノの建築技術と空間美
タレント・鹿児島まち歩き観光ガイド 中島身依
今回のフォトドラは、幕末の歴史的舞台にもなった鹿児島市。フォトドラナビゲーターの東さんと角囿リポーターが新型「クラウン」で向かいます。「今回は、近代和風建築ですよ!」という東さんに連れられてやってきたのは、旧藤武邸。呉服店を営んでいた藤武氏の住居として、昭和初期に建てられた近代和風家屋です。屋内は日本伝統の書院造やアールデコ様式の洋室まで、職人技が光る和洋折衷の建築になっています。料亭や宿泊施設などに利用され、さまざまな歴史を歩んできました。
ここで、フォトグラファーの大庭さんからアドバイス!「窓枠や格子など建物の細部までこだわっているので、そこに注目してみましょう」。藤武さんの名前にちなみ、藤の花を欄間の模様にしたり、竹をポイントで使ってあったり、見れば見るほどこだわりを発見することができます。また建物と庭の境目がうまく調和しているので、そのような空間美を撮るのもオススメだそうです。今回の角囿リポーターのベストショットは、デザイン性のある天井を撮影した一枚。見学は月曜から土曜の午前9時から午後4時まで。当時の建築技術を目に焼きつけてくださいね。さぁあなたも、国の有形文化財で貴重な「旧藤武邸」を撮りに出かけてみませんか。
インフォメーション
鹿児島県鹿児島市春日町4−60 鹿児島県民教育文化研究所
鹿児島県鹿児島市上竜尾町2−1 南洲神社
鹿児島県鹿児島市春日町11−7
鹿児島県鹿児島市浜町2−35